◆明朗快活ぶりが好印象(60点) 70年代を代表するアクションスター、バート・レイノルズが一匹狼の中年私立探偵をタフガイのイメージを存分に発揮させて演じたハードボイルド系サスペンスアクションの傑作。 パパスという男が妻とともに二人組の武装犯に焼殺された翌日、私立探偵マッコイ(バート・レイノルズ)のもとに大資本家ヒューム(ロン・ウェイアンド)から焼殺犯人とパパスの手元から奪われたダイアモンドの捜索を依頼される。マッコイは調査を進めていくうちに武器密輸に絡む巨大な陰謀が明らかになってくるのだが……。 監督はバズ・キューリックでド派手な演出はないものの、サスペンスと地味なアクションを織り交えてハードボイルド作品として仕上げた。見せ場のアクションシーンをもっと強化していれば見応えのあるアクション作品として仕上がっていたと思えるが、そこはレイノルズのキャラクターの活かし方で巧くカバーできていた。 見所は、やはりレイノルズの活躍ぶりだ。男臭いレイノルズが敵をボコボコに殴って蹴りを喰らわせる。また、中盤あたりで観られる見せ場では追っ手から逃れるために突っ走り、弾丸を避け、少し
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